はじめに

みなさん、はちみつは食べますか??
私はホットケーキにつけたり、ヨーグルトに入れて食べています!
一方で、妊婦さんの中では「はちみつって食べていいのかな?」と疑問に思う方が少なくないのも現状です。
その理由として、ボツリヌス菌という細菌の食中毒のリスクが頭をよぎるからだと思います。
そこで、今回ははちみつの安全性や食べることでのメリットなどを解説していきます^^
妊婦ははちみつを食べても大丈夫?
結論、妊婦ははちみつを食べても問題ありません。
なぜ問題ないか、まずはボツリヌス菌について説明します。
ボツリヌス菌の危険性について
ボツリヌス菌は土壌などに含まれる細菌で、酸素が少ないところで成長し増殖します1)。
ボツリヌス菌は毒素を発生させ、神経中毒疾患を引き起こします(通称:ボツリヌス症)。
ボツリヌス菌は芽胞と呼ばれる殻にこもった状態では毒素を発生しません。実ははちみつの4~6%にボツリヌス菌(芽胞)が含まれており、はちみつ内ではボツリヌス菌(芽胞)は成長・増殖しないと言われています1)。
しかし、1歳未満の乳幼児では腸内環境が成人のように整っておらず、はちみつを食べるとボツリヌス菌(芽胞)が乳幼児の腸内で殻を破り、増殖することで毒素を発生しボツリヌス症にかかります。そのため、1歳未満の乳幼児ははちみつを摂取しないよう厚生労働省が声明を出しています2)。
妊婦がはちみつを食べても大丈夫な理由
冒頭でお話しした通り、妊婦ははちみつを食べても問題ありません。
その理由は、ボツリヌス菌(芽胞)は成人の腸内では成長も増殖もできないからです1)。
はちみつを食べてもお腹の中の赤ちゃんには影響することがありませんので、安心して食べていただければと思います^^
むしろ、妊婦さんがはちみつを食べるメリットが2つあるため、ご紹介します!
妊婦がはちみつを食べるメリット
エネルギー補給

はちみつは少量でたくさんのエネルギー(カロリー)を確保できる食材です。大さじ1杯で69kcal確保できます!
妊娠糖尿病でなく、食欲が無いかつ体重を増やす時期の妊婦さんにはもってこいの食材です。
例えば、ホットミルクやヨーグルトに小さじ1杯分のはちみつをいれると、ちょっとしたカロリーアップに繋がります^^
便秘と不眠の改善

妊娠後期の方を対象に、朝と夕に5mlのはちみつと白湯100mlを混ぜた飲み物を6日間飲ませると、飲まなかった期間と比べて便秘と不眠が改善したと報告されています3)。
妊婦の38%が便秘になっているという報告があり4)、特に便秘は多くの方が悩んでいると思われます。
1つの案としてぜひ、はちみつを生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか?
※今回紹介した論文は対象者が60人と少なく信頼性がものすごく高いわけではないので、1つの案として考えていただけると幸いです。
まとめ
妊婦ははちみつを食べても問題ありませんし、むしろメリットのある食品ですので、生活の中に取り入れてみるのはいかがでしょうか?
今後はちみつを使ったレシピも考案したいと思います!ぜひお楽しみに^^/
引用
1)ボツリヌス症(詳細版)|国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト
2)厚生労働省:ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから。
3)Rajagopal H., et al. JPharm Bioallies Sci. 2024
4)Cullen G., et al. Best Pract Res Clin Gastroenterol. 2007

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